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パリ弾丸ツアー(4日目:3) 「ベルヴィル」
13時過ぎ「ペール・ラシェーズ」から「モンマルトル」へ。
しかし、お腹がペコペコで「Belleville」で下車。ここには19年前、初めてパリを訪れた時、留学していた友に連れていってもらった中華街がある。 その時の美味しさが忘れられず、記憶を頼りに「いってみよう〜!」と地上に出たものの住所は勿論、方向もわからない・・・ 名前は覚えている。「牛車水飲食中心」 なんじゃ〜、この名前!? と、その当時一発で記憶に残った店名。 腕を組んで道順を・・・・ 「坂は?上らなかったよな・・・」 「ゴミ置き場がこのへんに確か・・・・ あるじゃん!」 「この辺の路地を右に入った気が・・・・ おっ?」 我ながら食い意地の暗譜力はOKのよう。 「新牛車水飲食中心」。リニューアルで新が追加されたのか、前からついていたかは定かではないが、とにかくここだ。 入ってみると日曜の昼飯時、広い店内が満席! 昔同様、食ってる食ってる食い散らかしている! これこれ!ここの醍醐味は。 やっとテーブルにつき、メニューを研究。「焼鴨麺」と「ジャスミン茶」に決定。 店員も忙しく、手を上げてもなかなか注文をとりにこないのや、美味そうな飲茶のワゴンが目の前を通っていくのも昔のまんま。(飲茶の担当は他の注文はとらない) この変わってないところがまた良い。 5分くらいでようやく注文。 そして、やって来ました 「焼鴨麺」(Soupe de nouilles au canard laque) 鴨のチャーシューは皮はコンガリ、身はジュ〜シ〜。 塩味サッパリのシンプルスープ。香菜、長ネギ、こがしニンニクの香りが効いてウマイっす! あっという間に完食! やっぱここは美味かったと再認識。 ちなみに「焼鴨麺」は7.80ユーロ。 ジャスミンティーはポットで1.20ユーロでした。 さーて「モンマルトル」に行ってみよう〜! |
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パリ弾丸ツアー(4日目:2)「ペール・ラシェーズ」
「アントワーヌ・オーギュスト・パルマンティエ」から見たパリの空。
フランス料理にもその名がつく「パルマンティエ」。フランスのジャガイモ普及に寄与した彼のおかげで後世、沢山の美味しいジャガイモ料理が生まれています。 粋なことに、誰か墓前にジャガイモをいくつか供えてありました! この太陽の光をあびて新芽がでてくるかも・・・ 「ショパン」の見るパリの空。 大好きな「プーランク」。 ステンドグラスもはめ込まれている墓からは飛行機雲も見えました。 グルメ作曲家協会初代会長(?)に違いない「ロッシーニ」。 さすが重鎮らしく、「Avenue Principale」の奥側にありますが、現在はイタリア・フィレンツェに引越。パリは別荘として、今日も天国で美食追求しておられるでしょう。 |
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パリ弾丸ツアー(4日目:1)「ペール・ラシェーズ」
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パリ弾丸ツアー(3日目:5)「燃えるステーキ(2)」
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パリ弾丸ツアー(3日目:4)「燃えるステーキ」
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パリ弾丸ツアー(3日目:3)「席はあくのか?」
西日の暖かさで毛布もかけず1時間ほど夕寝。寒さで起きたら鼻水が・・・。
成田さん・内藤さんは翌朝パリを出発するので今回のパリ最後の晩餐会。リヨン駅近くのお二人のホテルへ集合。 「う〜ん・・・どこにしますか・・・・?」 考えた末、インパクトのあったビストロ「ヴィクトワール」へ昼に続き再訪し、別メニューも食べましょうということに。自分は「うまい!」と思ったら通うタイプなので「喜んで!」。 リヨン駅からメトロ14号線で「Pyramides」を目指す。と言っても、14号線は便利で、駅と駅の間隔が長くGare de Lyon(リヨン駅)を出たら「Chatelet」の次がもう「Pyramides」なのでとても近い感覚。 近くの日本街?を見ながらヴィクトワール広場へ向かう。昔に比べたら圧倒的に日本食屋が増えていてビックリ。しかも日本人のみならず地元人も行列している。特にラーメン屋! 「ヴィクトワール3人衆」が駆けつければ店は満席! ホテルから電話で予約しようとしたら「うちは予約はとんないよ〜」てのもよく分った! 予約とらなくても連日「ヴィクトワール」を愛する連中で大賑わいなのだ。予約とっちゃったら暴動かも・・・・。とにかく若い人から人生のベテランまで楽しそうに、飲み、食い、しゃべってる。 たぶん店主と思われる味のあるオヤジに「3名お願いしま〜す。待ってるから」と言えば、渋く「15分くらいで空くと思うぜ」との返事。 期待して外で待ってると常連がさらに次々と店内へ入っていく。席にすわれないなら立ち飲みでワインを始める常連たち。どんどん人が増えるからオヤジが時折、外にいる我々を見て「心配しなさんな。わかってるからな」ってな表情で微笑んでくれるから安心。 さあ!我々がすわれる席は空くのでしょうか? (続く) |
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パリ弾丸ツアー(3日目:2)「サン・ルイ島」
ご機嫌のランチ後、夕飯での再会を約束し解散。
成田さんは昼寝へ。内藤さんは建築物研究へ。私はサン・ルイ島へ腹ごなしの散歩へ。 ノートルダム寺院のあるシテ島のすぐ隣のサン・ルイ島をプ〜ラプラ。 セーヌのシュリー橋を渡ってサン・ルイ通りに入ると、古く落ち着いた感じの住宅や、こじゃれた店が沢山あって楽しい。 食べたばかりなのに「ハム・チーズ専門店」に釘付け。(食い意地に呆れる・・) 素敵な花屋さん。桜やネコヤナギもあるみたい。 たくさんのワンコに出会う。 アートショップの看板犬。 みやげもの屋の看板犬。 散歩中に坊やとおしゃべりしてるワンコ。 微笑ましい姿があふれているサン・ルイ。 この後はルイ・フィリップ橋を渡りリヴォリ通り方面へ。 しゃれたペーパーショップで葉書、各地の修道院で作られたものを売っている店で石鹸などを買い込んでからホテルへ。 部屋へ戻ると美しい西日が。一瞬、パリのアパルトマンに暮らしているような錯覚が・・・・。なんて実際はメチャメチャ、ビジネスホテル系で〜す。 (^^) (続く) |
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パリ弾丸ツアー(3日目:1)「庶民派西横綱登場か!?」
前夜、「「Bistrot Victoires」(ビストロ ヴィクトワール)の話をしていたら成田さん、内藤さん、お2人とも興味津々だったので、この日のランチもヴィクトワールへ。
サラダは3人とも同じ「Salade landaise」、メインはお二人は自分が昨日食べた「Tartare de boeuf」、私は「Tartare de saumon」を生で。 注文をしたら、「サラダは1つをシェアしたらいかが? たくさん食べたくても2つで充分よ〜!」とマダム。お腹がすいていたので2人前を3人でシェアすることに。出てきてビックリ! 出た〜、キタ〜!! 野菜が見えないくらいに、生ハム4枚、砂肝てんこ盛り、鴨のコンフィ、そして1センチの厚みはあろうかというフォアグラ!! この写真が1人前。そりゃ「シェアしなさい」の助言はまっとう。 3人ともしばらく目が点になり・・・ 内藤さん&私:「こっ・・これは、『煮込みや なりた』の世界だ〜」 成田さん:「いえいえ、とんでもない。およびません・・・」 と謙虚な成田さん。 私にとっては、フレンチ・庶民の味方場所「東西両横綱誕生」の瞬間。 東の「煮込みや なりた」か、西の「ヴィクトワール」か。 共通点は美味くて、仲間でシェアしてワイワイ食べて飲める。 一人なら一皿でおなかが一杯になる。懐にも優しい。ブラヴォ〜 このサラダ、味も抜群に美味い! サラダのあとはサーモン、デザートに「クレーム ブリュレ」を頂いた。 (続く) |
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パリ弾丸ツアー(2日目:3)「レボショワール」
お腹もふくれて一旦、
ホテルに帰りビールを飲んで昼寝。(この無駄な時間の使い方も休暇としては楽しいのです。) うっかりしてたら日も暮れていて、ムクッと起き上がりホテル近くの店で水を買い込む。 その後、成田さんと待ち合わせ。なんと今日は、仕事のためにロンドン留学中の「煮込みや なりた」常連の古株、内藤さんが合流して3人で食事をすることに。 行先は成田さん紹介の「L'Ebauchoir」(レボショワール)。 リヨン駅からもバスティーユからも徒歩圏内。 http://www.lebauchoir.com/ 8時半過ぎに入店。いや〜賑わってます! 厨房が少し覗ける好位置のテーブルへ案内され、 まずはシャンパンで再会の乾杯! 前菜、成田さんは「テリーヌ」を。 内藤さんは「ゆで卵のキノコクリームソース和え」。 あんた!あたしゃぁ「フォアグラ」。 3人とも顔が笑ってますよ〜! 「モレ サンドニ」の赤にうつり、 メインはお二人は「ラム」。 おいらは「牝鹿」を。(プーランクに敬意を表し) とても柔らかくクセもなく赤身の良い味と香り。ワインが進まないわけが見当たりません。 店内は益々活気づき、パリの夜は更けていきます。 大満足の最後はデザート。私が頼んだのは「タルト・タタン」。 前夜のスープの時と同じように、しばらく黙ってしまった・・・・。 細かいことはわからないが奥が深いのです。とにかく美味いのです。 カフェをすすって、シェフに挨拶。大満足で店を出たのが深夜12時近く。 そして、ご機嫌のあやしい3人組はリヨン駅方面へプ〜ラプ〜ラと消えていきました。 |
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パリ弾丸ツアー(2日目:2)「ビストロ ヴィクトワール」
清々しい青空のパリ。
ふたたび「Pont de Levallois Becon」からメトロに乗りSt-Lazare乗り換えで「Pyramides」へ。腹具合もペコりん状態。 以前からチェックしていて行ってみたかった4軒のビストロ。 まずはその1軒の「Bistrot Victoires」(ビストロ ヴィクトワール)へ。 メトロ「Pyramides」「Palais Royal」「Bourse」「Sentier」から徒歩圏内。 市の中心部でオペラ座(ガルニエ)からも近く、ヴィクトワール広場の裏でフランス銀行の前の 6,rue de la Vrilliere にあります。 12:00〜15:00/19:00〜23:30 で無休! 入口の黒板メニューを見てビックリ!! 前菜:サラダ系が9ユーロ。 メインが約10ユーロ!! 夜はプラス0.5ユーロ(+約80円)。 デザートは5ユーロ。 安い・・・ 安すぎる・・・・ パリでは考えられない・・・・ とにかく入ってみる。12時5分くらいだ。オープンはしているよう・・・・ 常連風が1人、2人・・・ 2テーブルに陣取って黙っている・・・・ 店は静か・・・ 奥を覗くと店員達が3名で何か食べている・・・ 「しまった! ハズレをひいたか・・・・・な・・・・」 「ボン・ジュ〜・・ル・・ ムッシュ〜〜・・・」なんて言いながら頭ポリポリしてると常連風がニヤニヤしとる。3分位したら厨房から体の大きい短髪のおやじが、いぶかしそうに出てきた。 「一人なんですけど・・・・」 いぶかしいムードのまま、「ここにすわんな」って指示を受け2人がけの席へすわる。 「ムッシュー・・『牛のタルタル』をお願いしま〜す」 「俺に言うな。あの女に言え!」 (直訳するとこんな会話です) しばらく店は静か・・・・ やっぱりはずしちまったか・・・・ 常連風は黙ったまま。 しかし、その時は訪れた! 12時13分。ドアが開いては閉まりを繰り返し、続々と人が入ってくる。5分もすれば80席ある店が満席じゃ〜ぁ!! ようやくマダムが「何にします?」 「は〜い (^^) [『牛肉のタルタル』焼くほうで」。 あっちから「ステーク フリット!」だ、「グラタン、サラダ付きで」だ、「今日の魚はなんだ?」。 7分前が信じられん。12時20分、外には行列・・・・。 店内は会話と厨房からの香り&煙で活気ずいてブラヴォーなムードになってくる。 良い予感に変わって来て、グラスワインでMorgonの赤をチビチビやっていたらキタ〜! クリュかポワレを選べる「牛肉のタルタル」。ポワレを注文しましたが中はちゃんと生でございます。「こりゃ、うまいぞ・・・!」 これは地元人が押しかけるわけだ。しかも安い! ペロッとたいらげてカフェ1杯飲んで1時過ぎには店を出た。まだ外は行列。 この店は間違いなく再訪する予感が・・いやいや、確信が。 (続く) |